食品安全や食品衛生を実現するためには企業側の経営理念や適切な教育・訓練などが成否に大きく影響します。そして最も大切なことは現場で実際に働く従業員の意識と消費者の衛生知識が不可欠です。これらのバランスがとれて社会全体のシステムとして取り組むことが大切です。従ってHACCPは食品衛生管理手法の一つですが、それだけで食品衛生が担保できるとは限りません。ソフト面のHACCPシステムは必須事項である一方、厨房の衛生環境の適正化が極めて重要と考えます。フードサービス分野では一般衛生管理を正しく実践し習慣化することをまず目指すことが大切でしょう。
■所属団体
□FCSI(国際フードサービスコンサルタント協会)
□NPO法人食品保健科学情報交流協議会
□最適厨房研究会
□学校法人 誠心学園 非常勤講師
■その他
□各種執筆
□各種講演