講義名 | 【特別対談】自主衛生管理時代における微生物検査のあり方 ~HACCP法制化と公定法、製造現場への影響・変化~ |
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開催日 | 2018年08月07日(火) |
時間 | 13:30 〜 14:30 |
講義内容 | <講師> ◎東京農業大学応用生物科学部農芸化学科応用微生物研究室教授 五十君靜信氏 ◎(株)鶏卵肉情報センター代表取締役・月刊HACCP発行人 杉浦嘉彦氏 話題1 HACCP制度化で微生物検査のこれまでの常識が通用しなくなる 話題2 微生物検査の国際化対応―厚生労働省の取組みと食品製造現場 話題3 事業者はお上意識から脱却して検査法を選択する力を! 2018年6月13日、国際基準HACCPの遵守制度化を含む食品衛生法の一部を改正する法律が公布されました。これにより、国内すべての食品等事業者は、国際標準Codex委員会のHACCPガイドライン、またはそれに準ずる弾力的運用により、自主的な衛生管理計画に基づく運用を段階的に義務付けられることが定められました。 この食品衛生法の一部改正を受け、微生物検査も自主衛生管理を前提としたリスクベースの検査法にシフトすることが可能となりました。つまり従来のお上が定めた成分規格や抜取り検査の陰性証明から、製造者責任(PL)のための理論武装を目的とした、出荷ロット毎の自主衛生管理を透明性持っていかに見える化するか、という国際的な考え方を学ぶ必要があります。 厚生労働省は現在、“食品からの微生物検査標準法検討委員会”等で「微生物検査のあり方」の国際化についても議論を進めてきました。 http://www.nihs.go.jp/fhm/mmef/about.html 本対談では、上述検討委員会の委員を務めてきた五十君先生に、Codex標準を基本とした国内外の議論をベースに、これから食品事業者に求められる自主衛生管理を前提にした具体的な要求事項を掘り下げ、義務化HACCP時代のために今すべきことを明らかにしていきます。 |
9月7日までアーカイブ映像を配信致しますので、8月7日以降にお申し込みいただきました場合はアーカイブ映像でのご受講となります。